パノムがお手伝いした土地有効活用の案件をご紹介!

2006年08月01日

干物工場の開発と有効活用

札幌から帰る飛行機の中、空調方式の冷風乾燥による干物づくりの発案者と意気投合したことがキッカケで事業がスタートしました。

チャレンジ精神に共鳴し、羽田から彼の自宅に直行しサンプル工場を見せてもらうことになりました。
「魚体は摂氏14℃以上で酸化が進み味が落ちる」だから「14℃以下の冷風で乾燥すればおいしい干物ができるんだ」、押入れを改造したミニプラントの説明を聞き、アジの干物を試食したときは、びっくりするくらい「おいしい」と思いました。

24時間天候に関係なく昼夜製造可能な点も興味を抱きました。
話を聞きながら、以前頼まれていた千葉の土地が頭に浮かびました。
「銚子は大きな漁港だ、加工の人手も豊富だ・・・いける!!」有効活用ができず困っていた土地に干物工場が建てられると思ったのです。

建物、機械や風洞など、費用は全て商社資金を調達しリースにしました。テナントになった塩乾品製造会社を自分も出資し設立させました。
大量に取れた魚を最も安く仕入れ、24時間フル営業で作る干物は、安くておいしく、しかも衛生的、必ず消費者は買うはずだと確信できたのです。

実際に工場が開業して半年間は、築地の仲介人の抵抗はあったものの予想以上の売上がありました。
現地直送の流通カットにも挑戦しました。スーパーマーケットにダイレクトに卸し、冷蔵ケースをにぎわしました。

誰が考えても難しい土地が、予期せぬ縁から生まれた事業に利用され、生産性の高い活用ができたユニークな事例となりました。



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